保育方針

ひねもす遊べ 幼な子よ

乳幼児が朝から晩まで一日中、時の経つのも忘れ、夢中になって遊びに集中し、没頭する様子を優しく見守り続けながら関わる姿勢を基本としています。

  • 心身ともに健康な体を目指し、幼児期の『こころ』と『からだ』を育む。
  • 子ども一人ひとりの個性を尊重し、自立心を養う。
  • 集団の中で約束ごとを守り、思いやりのある子どもに育てる。
  • 園庭や公園など自然の中での戸外遊びをふんだんに採り入れ、伸び伸び遊び、感性豊かな心を育てる。
ひねもす遊べ 幼な子よ

運営理念

日の基社会事業団の運営理念は、創立者栗田久男が提唱した”自他の別なく人身を守れ”という基本理念に基づいて、利用者である幼児やお年寄りの『心』と『身体』の両面について、常に幼児やお年寄りの立場になって考え、行動する真に思いやりのある運営を目指すことです。
運営理念

特長

  • 広々とした園庭

    敷地面積が2千㎡と広く、園生活をゆったりと過ごすことが出来ます。(園児1人あたり12㎡)

    特徴
  • のびのびと安全に遊べる芝生

    園庭のメイン広場は天然の芝生で埃が立たず、転んでも怪我が少なく、カー杯走ったり、ゲームを楽しんだりすることができます。
    天然芝生の園庭 »

    特徴
  • 自然に囲まれた環境

    園庭は芝生のメイン広場の周辺に、乗り物広場、野菜畑や虫類がたくさん生息する樹木に囲まれた観察と遊びのスペースがあり、自然を楽しむ事が出来ます。

    特徴
  • たくさんの行事

    季節に応じた数々のイベントや催しで、季節や文化を感じる事が出来ます。

    特徴
  • 安全な保育

    安全性の確保を最重要目標として位置づけ、事故・怪我の防止、給食や保健衛生に細心の注意をはらっています。

    特徴
  • クリーンな環境

    明るく清潔な施設であることを重要目標とし、クリーンな環境の維持に注力しています。

    特徴
  • 目の行き届く複数担任制

    全クラス複数担任制を採り入れ、乳児クラスだけではなく4~5歳児クラスも園児定員34名に対して保育士2名、3歳児クラスは園児定員30名に対して保育士2名が配置されています。

    特徴
  • 担任以外にも専門職を配置

    主任保育士は1歳児クラスと2歳児クラスに各1名、3歳児~5歳児クラスに1名がフリーで設置され、0歳児クラスについては看護師管理栄養士が保育に参加しています。

    特徴
  • 経験豊富な保育士

    保育士の平均勤続年数は16年で、経験豊富なベテラン保育士と元気な若手保育士の組み合わせで保育に携わって
    おります。

    特徴
  • 全園児対象の特別保育

    専門講師による特別保育を継続して実施しています。
    パソコン教室、リトミック(リズム遊び)、英語保育、体操教室など。

    特徴
  • 保護者向け情報の配信

    3・4・5歳児クラスは、モバイルによりクラスのお知らせを毎日発信しております。

    特徴
  • 環境・安全面に配慮した保育室

    園舎は園庭に面した日当たりの良い南向きで、1歳児以上の保育室は全て1階にあり、直接芝生の園庭に出ることができ、戸外遊びが十分できると共に、防災上も安全です。

    特徴

天然芝生の園庭

子ども達は一年中、天然芝生の緑の園庭で伸び伸びと遊んで、すくすくと育っています。天然芝生は、体力向上、ケガ防止、情緒安定、自然環境教育等に貢献しています。
当保育園は東京23区内の保育園では稀な、よく管理された芝生の広~い園庭が有ります。
園庭

  • 安全性

    子ども達は外で伸び伸びと遊ぶことが好きです。転んだり、滑ったりすることがありますが、芝生が天然のクッションになり、ケガをしにくなり、元気に遊べます
    また、風が強くても土の園庭のように砂ぼこりがたたず、また風で飛ばされた砂を芝生がつかまえるので、育児室に入る砂ぼこりの抑制にもなり、子ども達の身体に優しい環境を提供しています。

  • 熱中症対策

    芝生は植物のCO2吸収、蒸散効果で周辺の温度を下げる効果があります。真夏は表面温度の上昇を抑え、体温を下げ熱中症を予防する効果があります。
    また、芝生により照り返し防止にも役立ちます。

    1. ①地表温度(風速が停滞するエリア)
      土舗装では52℃→芝生では32℃
      20℃低減(実測値)
    2. ②空気の温度(地表面高さ60cm)
      土舗装では37℃→芝生では34℃
      3℃低減(シミレーション値)

    [引用:「地表面の芝生化による夏季熱環境の緩和効果に関する検討」大成建設技術センター報第38号:2005]

  • 排水性

    芝生は降雨後も吸水性が良いため、土の園庭のように基盤が緩むことなく、雨が止むと数時間ですぐに使えるようになります。子ども達が園庭で遊ぶ機会、行事を行う機会が増えます。
    芝生化を行った際に、園庭を30cm掘り、排水や芝の養育に配慮しています。

  • 伸び伸びと遊べる

    芝生の上では転んでも痛みが少ないため、子ども達は思いっきり遊べます。裸足や全身で芝生と触れ合うこともできます。
    芝生は体感温度が低く、排水性が良いので、屋外活動できる日が多くなり、外遊びが増え基礎体力向上につながります。

  • 心理・視覚的効果

    芝生は目に優しく、うるおいのある景観です。緑と触れ合うことで、心を和ませ落ち着かせる、雰囲気の明るさが生まれます。
    芝生には心を和ませる、落ち着かせる効果があることが研究報告されています。

    [千葉大学 岩崎教授]

  • 行き届いた管理

    芝生化して10年が経ち芝生もしっかり定着しています。夏芝だけでなく冬芝を撒くことで一年中緑を維持しています。
    芝生は管理が大変ですが、水やり、雑草の手入れ、芝刈り、踏みつけによりすり切れた部分の補修などを、職員や外部委託でこまめに行い、子ども達が安全に伸び伸びと遊べるように常に管理しています。

芝生化実施のきっかけは、平成24年に東京都が地球温暖化対策として企画した「園庭の芝生化事業計画」に参加したことです。
芝生化事業申し込みには厳しい条件が有り、日照時間、園児一人当たりの園庭面積、維持管理の継続等の審査及び実地調査を経て認可され芝生化工事を実施しました。この年には15園の保育所が説明会申し込みをし、23区内では当園のみでした。
芝生化して10年が経ち、芝生もしっかり定着し、子ども達の体力向上、ケガ防止、情緒安定、自然環境教育等に貢献しています。