保健だより 2017年12月

生活リズムを整えましょう

2017年 12月 31日 日曜日

最近はなかなか見る事が少なくなりましたが、日本のお正月の伝統的な遊びには色々な意味があり、凧揚げは新年の空を見上げて走るのが良いとされ、福笑いは年の初めにみんなで大笑いをすると福を呼び込むと言われたそうです。正月遊びは、大勢で楽しむ物が多いのも特徴ですね。みんなが集まった時には、ぜひ正月遊びに興じてみてはいかがでしょう。

お正月は家族で少し夜更ししたり、親戚のみんなが久しぶりに集まってワイワイしたり、子ども達には楽しい事がいっぱい。一方で生活リズムが乱れがちに…。そろそろ元に戻したいですれカーテンを開けて朝の光を部屋に入れる。朝ごはんを必ず食べる。休みの日も同じ 時間に起きる…等がコツです。

生活リズムを整え、そろそろやつてくるであろうインフルエンザの流行期に備えましょう。

感染症情報(12月)

2017年 12月 31日 日曜日

ヘルパンギーナ 1名

手足口病 33名

流行性角結膜炎(はやり目)  2名

感染性胃腸炎 5名

 

11月27日より手足口病の流行が始まり、12月15日までの3週間で33人が感染しました。特にりす組・ひよこ組では園児の約7割がかかり、口内炎がひどく食事が十分に食べられなくなる子が目立ちました。12月13日頃からようやく終息しましたが、手足口病のウイルスは約lヶ月間便の中に排泄されると言われています。治ったからと油断せず排泄後の手洗いを忘れずに行いましょう

 

今年度は、流行陸角結膜炎(はやり目)や咽頭結膜熱(プール熱)等、アデノウイルスが原因の感染症が度々発生している為、注意が必要です。

 

手足口病の流行の終息と入れ替わるように嘔吐による欠席・早退が目立つようになりました。1回の嘔吐で落ち着く例が多く、比較的軽い症状の子が多かったです。

湯冷めをしない4つのステップ

2017年 12月 31日 日曜日

寒い冬は、暖かいお風呂が恋しくなる季節。忙しい平日は、ゆっくりお風呂に入る時間が持てないパパやママも多いのでは? たまには、のんびりお風呂を楽しむ日が持てると疲れが少し癒えるかもしれませんね。

 

①入浴前に部屋を暖めておきましょう。一緒に浴室も暖めておくといいですね。

②38~40℃ のお湯でゆっくり入浴。身体の内側から温めます。

③お風呂から上がる時は、ぬるめのお湯か水を手や足に掛ける。こうすると、血管が収縮して身体から熱が逃げにくくなります。

④上がってすぐの身体がポカポカの状態でパジャマを着ない。汗で濡れたパジャマは身体を冷やしてしまいます。お風呂から出たら、水分補給を忘れずに。

 

☆風邪の時は、ぬるめのお湯で疲れない程度の時間で入りましょう。上がったら湯冷めをしないよう、手早く身体や髪を乾かしてあげて下さい。ただ高熱や下痢の時はやめた方がいいでしょう。

体調を崩しやすい時期

2017年 12月 1日 金曜日

年の瀬で何かとお忙しくされている保護者の方も多いのではないでしょうか。寒さに加え、疲れや環境の変化、生活リズムの乱れから、体調を崩しやすい時期でもあります。

手洗い・うがいを欠かさずに、疲れが残らないようしっかりと体むようにしましょう。また、お出掛けの際はスケジュールを詰め込み過ぎず、ゆとりのある計画で元気に楽しい時間を過ごして下さいね。

感染症情報

2017年 12月 1日 金曜日

流行性角結膜炎 1名

アデノウイルス感染症 1名

手足口病 8名

感染性胃腸炎 4名

水痘(水ぼうそう)  2名

 

気温が低くなると共に、風邪気味のお友だちが増えてきました。インフルエンザの流行に備えて、予防接種を受けるなどの対策をとつているご家庭も多いと思います。インフルエンザは感染力が強いので、あっという間に広がるのが特徴です。園内で流行の兆しがあれば、すぐにお伝えしますが、園以外の場所で感染する場合もあります。特に兄弟のいるご家庭では、学校や習い事の教室などの流行の状況にも注意して下さい。発熱などの症状が見られる場合は、早目の体養・受診をお願いします。

 

水痘(水ぼうそう)は、水痘帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる病気です。

約2週間の潜伏期間を経て、発熱、小さく赤い発疹、水ぶくれ、かゆみといった症状が現れます。感染力が非常に強く人から人へと感染していきます。水痘(水ぼうそう)の最大の予防策は、予防接種です。2回接種する事で、抗体が出来やすくなり重症化を防いだり、軽い水痘(水ぼうそう)であれば簡単に治つたりするので、忘れずに2回接種するようにしましょう。

 

これから感染性胃腸炎の流行のピークを迎えます。

帰宅時や食事前、 トイレの後は石鹸でしつかり手を洗いましょう。また、食欲がない、なんとなく元気がないといった体調の変化がある場合は、登園時に必ず職員にお伝え下さい。

 

吐く息が自く見える程寒くなってきましたが、子どもたちは寒さに負けず、活発に動き回り、元気に遊んでいます。じっとしていると、とても寒く感じるのですが、身体を動かして遊ぶ子どもたちは汗ビッショリになっている事も…。汗をかいたままにしていると、急に身体が冷えて、風邪の原因にもなります。寒い時期ですが、厚着を避け、室温に合わせて衣類を脱ぎ着すると共に、汗をかいたらこまめに汗を拭き取ったり、着替えをさせたりするなど、汗の始末もしっかりしましょう。