保健だより

感染症情報(12月)

2019年 1月 4日 金曜日

伝染性紅斑(りんご病) 7名

 

☆昨年4月頃から罹患者が例年より多い状況が続いていましたが、11月末から報告数が急増し、流行警報が出されました。伝染性紅斑(りんご病)は、頬に発疹が出現する1週間~10日程前に、前駆症状として感冒様症状がみられる事があります。この時期に最も感染力が強くなり、飛沫または接触感染にて感染が広がります。特徴的な頬の赤みを呈した時点では、感染性は失われています。妊娠中に伝染性紅斑に罹患した場合に、胎児水腫や流産等、胎児に影響が及ぶ事がある為、注意が必要です。

 

感染性胃腸炎 6名

 

☆園内では、例年より遅めで、且つ小規模な流行で落ち着きましたが、市中ではまだまだ多い状況が続いています。また、胃腸炎を引き起こすウイルスは、症状が治まってからもlヶ月程度は便から排出されますので、帰宅時や食事前、 トイレの後は石鹸でしっかり手を洗いましょう