保健だより 2020年2月

感染症情報(1月)

2020年 2月 1日 土曜日

水痘(水ぼうそう) 1名

溶連菌感染症 2名

流行性角結膜炎(はやり目) 1名

感染陛胃腸炎 8名

インフルエンザ(A型) 3名

 

1月半ばより全体的に発熱や嘔吐、下痢症状を訴える子が目立ち始めました。また、単発の感染症の発生が多い1月でしたが、インフルエンザの流行は、まだのようです。

これから、インフルエンザの流行のピークを迎えます。インフルエンザは、風邪などよりもはるかに感染力が高く、解熱後であってもその感染力が続く事から、周囲へ感染を広げない為また本人の病状の回復の為に、他の疾患より長い出席停止期間が定められています。インフルエンザの症状が治まってきた場合でも、出席停止期間中は外出を控え、家の中で過ごしましょう。

鬼より怖い?豆の誤飲・誤嚥

2020年 2月 1日 土曜日

節分という事で、子ども達の健康を願って豆まきをするご家庭も多いと思いますが、この時期特有の子どもの事故として豆の誤嚥があります。豆類は気管に入ると膨らむ上他の異物と違って粘膜に炎症を起こして浮腫を引き起こす上、咳をしても外に出にくいという特徴がある為、非常に窒息しやすい食べ物の1つと言われています。

健康を願う豆まきのはずが、誤って食べてしまうと大惨事になりかねません。少なくとも3歳以下の子どもには豆類を与えないようにしましょう。小さい子のいるご家庭では、大豆ではなく落花生にする、小さな袋に入ったまま投げる、等拾い食いを防ぐ工夫をするといいですね。また、うちはもう大きくなったから大丈夫と過信せず、詰め込まないよう注意し、しっかり噛むように声を掛けながら、大人の目の届く所で食べさせるようにしましょう。

じつは冬も大切「水分補給」、インフルエンザ

2020年 2月 1日 土曜日

夏には熱心にしていたのに、冬になると忘れがちなのが「水分補給」。汗もかかないし、必要ないのでは?と思う人もいるかもしれませんが、実は、じつとしていても尿や便、皮ふや呼吸から水分はどんどん出ています。

 

「水分補給」はカゼやインフルエンザの予防にも

  • のどや鼻の粘膜をうるおしてウイルスの感染を防ざます
  • 侵入したウイルスを痰や鼻水と一緒に外に出す働きを助けます

〔引いてしまったあとも〕発熱や下痢、嘔吐があったら、いつも以上に水分補給が大切です