節分といえば、豆まきに恵方巻を思い浮かべる事が多いと思いますが、ヒイラギの枝にイワシの頭を刺した「柊鰯(ひいらぎいわし)」と呼ばれる飾りを飾る風習も古くは平安時代から行われていたようです。ヒイラギは悪霊を寄せ付けないとされ、そのトゲトゲした葉は鬼の目を刺してくれるのだとか。またイワシは、焼いたときの臭いで鬼を遠ざけるとも、または臭いで鬼をおびき寄せてヒイラギで刺す為とも言われています。ヒイラギとイワシの頭に、更に豆柄(まめがら。種子を取り去った大豆の枝。)を加える地域もあるようです。
今年の恵方は、南南東。ちなみに恵方は六十干支によって定まっているので、辛丑(かのと・うし)に当たる2021年は、丙の方角(165度・南南東やや南)となるそうです。今年の節分には、恵方巻にイワシ料理を食べながら、そんな話をしてみてもいいですね。
今年の節分は、明治30年(1897)以来124年ぶりに2月3日ではなく、2月2日になります。節分は、その名の通り季節の分かれ目。立春の日の前日となるので、そこがずれると節分もずれるわけです。では、なぜずれるかというと、1年間を二十四節気に当てはめて定期的な運用をしようとすると、1年に少しずつ誤差が出てきて、ずれが生じます。その調整の為、2021年は2月3日が春分にあたるわけです。ちなみに、1984年(昭和59年)は、逆に春分の日が2月5日で節分が2月4日だったそうです。来年以降は立春の日が2月4日に戻り、節分も2月3日になりますので、お間違えのないように・・・
特に流行した病気はありませんでした
●発熱の際は、解熱後24時間以上経過し、呼吸器症状が改善するまでは登園する事が出来ません。ご家庭で丸1日熱のない状態を確認してからの登園にご協力をお願い致します。感染拡大予防の為園児だけでなくご家族の方が発熱した場合にも、必ず職員までお知らせ下さい。
●送迎の際には、保護者の方も自宅で必ず検温をお願い致します。検温をしていない場合は、職員に声をかけて下さい。また、体調不良の場合の送迎につきましては、事前に必ず職員に相談していただきますようお願い致します。
《どうして寒いと吐いた息が白くなるの?》
温かい息と冷たい空気の温度差が20℃くらいあると、息の中の水蒸気が一気に冷やされて水滴になります。その水滴が、空気中をただよう小さなホコリなどを核にして集まり、白く見えるのです。これは、空に浮かぶ雲がてきる原理と同じてす。吐いだ息が雲と同じだと思うとおもしろいですね。
さて、空気の中にあるのは、ホコリやチリだけてしょうか?もちろん×です。カゼやインフルエンザのウイルス、この時期は花粉も飛んでいます。手洗いやうがい、マスクでしっかり予防しだいてすね。
《まさか豆で⁈ こんな事故に気をつけて》
節分と言えば豆まきですね。1年の無病息災を願ってまく豆ですが、思わぬトラブルを招くことがあります。
小さい子どもは、かみ砕いたり飲み込んだりする力が不十分なため、豆が気道に入りやすく、肺炎を起こすことも。また、気道が狭いので窒息した例もあります。
消費者庁は
●3歳頃までは豆やナッツ類を食べさせない
●3歳以上の幼児は食べることに集中させ、よくかみ砕くように
と呼びかけています。
豆まきをした後は、子どもが拾った豆を口に入れてしまう場合があります。後片付けもしつかり気をつけたいですね。
《肌のトラブルを予防する8つのポイント》