保健だより

感染症情報(9月)

2019年 10月 1日 火曜日

手足口病 3名

 

ヘルパンギーナ 4名

 

※園内では、9月上旬に手足口病及びヘルパンギーナの2回目の流行がありましたが、極小規模なもので終息しました。都内では、まだ手足口病の流行が落ち着かず、例年に比べ、感染者が多い状況が続いています

 

伝染性膿痂疹 (とびひ) 5名

 

※夏の猛暑が一段落した事で、蚊の活動が活発になり、蚊に刺される事が増えています。刺された所を掻き壊してしまったり、外遊びで出来た傷を気にして触ってしまったりすると、傷に菌が入り、傷がじくじくして、治りが悪くなる事があります。そのじくじくした傷を触った手で別の所を掻いてしまうと伝染性膿痂疹(とびひ)になります。

覆えない場所にとんでしまうと登園が出来なくなる為、常に爪を短く整え、手を清潔にしておきましょう。また、治りの悪い傷が出来てしまった場合は、早目に皮膚科を受診するといいですね。

 

百日咳

 

☆現在、小学生を中心に百日咳が流行しています。百日咳は、夜間を中心に激しい咳が止まらなくなり、ひどい時は呼吸困難になってしまう事もある病気です。学童期にかけて四種混合ワクチンの抗体価が低下する事で、感染が拡大しているようです。

その為、日本小児科学会では、就学前の四種混合ワクチンの追加接種を推奨する通達を出しました。ぜひ、MRやインフルエンザと一緒に接種しましょう。