食卓は、栄養を摂取するためだけの場ではありません。一緒に食べている親の愛情や、保育園では友達や先生との会話も同時に食べているのです。供食(一緒に食べる)することは多くの利点があります。特に子どもにとっては、大人が手本となって食事のマナーを身につける大切な場にもなります。
《一緒に食べるとどんないいことがあるの?》
★楽しく食べてコミュニケーション能カアップ
保育園では、給食を食べながら『これなあに?』『どうやって作ったの?』など食べ物の話題が食卓で聴かれます。『お口の中の食べものが無くなってから、話そうね』と先生が優しく注意します。家庭では、今日1日の出来事をお母さんやお父さんに報告していませんか?日常の食卓で繰り返されるこんな場面で自然にコミュニケーション能力が育ちます。
★規則正しい時間にバランスよく食べられる
1人で食べると、好きな時間に好きな物だけ食べることになりがちです。時間を決めてみんなで食べると、自然に食欲もわいてきます。
★食事のマナーを伝える『場』としての食卓
『いただきます。ごちそうさま』など食事の挨拶、箸の使い方や、お茶碗の持ち方など、気持ちよく食事をするためのマナーを大人が手本となって伝える事が出来ます。