お知らせ

旬の食材

2018年 8月 1日 水曜日

■トマト

『トマトが赤くなると医者が青くなる』といわれるほど、トマトは栄養成分が豊富な健康野菜です。βカロテンや美肌効果や風邪予防に役立つビタミンC、老化を抑制するビタミンE、塩分を排出するカリウム、腸内環境整える食物繊維などをバランスよく含みます。おいしいトマト選びのポイントは、ヘタやガクが濃い緑色で枯れていないもの、全体色が均一で皮に張りのあるもの、持ってみてずっしりと重たいもの、おしりの部分の放射状の線がはっきりしているものを選びましょう。

 

■オクラ

オクラに含まれるぬめりの成分はガラクタン、アラバン、ペクチンといった食物繊維を含みます。ペクチンはコレステロールを排出する作用や、整腸作用を促し、便秘の改善を促すために大腸がんを予防する効果があると言われています。夏バテで弱った胃腸の回復を助けてくれるオクラ、産毛がしっかりあり、濃い緑色のオクラが新鮮です。塩を表面にすりこむように洗い、産毛をとります。さっと色よく茄でればオクラのネバネバと歯ごたえを両方楽しめます。オクラにはタンパク質の吸収をよくする働きがあるので肉、魚、豆腐製品と共にいただくのが効果的です。

 

■かぼちゃ

かぼちゃはウリ科かぼちゃ属の野菜で日本かぼちゃ、西洋かぼちゃ、ペポかぼちゃの3種類に分類されます。ペポかぼちゃというのはそうめんかぼちゃやズッキーニがこの仲間です。普段かぼちゃとして食べられているのは、西洋かぼちゃです。かぼちゃには『収穫の旬』と『食べごろの旬』があり、ペポかぼちゃのようにすぐに食べられるものと、2~3か月ねかせて甘みを出してから食べるものがあります。西洋かぼちゃは、収穫後、時間が経つと熟成してでんぷんが糖分にかわつていきます。またβカロテンやビタミンB群、ビタミンC、カリウムを多く含みます。βカロテンは実より皮に多く含まれますので、皮ごといただきましょう。ヘタの部分がコルク状に乾いてひび割れしているくらいのものが、おいしいかばちやです。

 

■〔旬でおやつ〕すいかでポンチ(約15人分)

すいか・・・1/2個
桃缶・パイン缶・みかん缶などのフルーツ・・・400g
すいかの実・・・400g
缶詰のシロップ・・・適宜
① スイカを横半分に切り、まわりをギザギザにきっておきます。
② すいかの中身をスプーン等でくり抜きます。
③ ひと口大に切ったお好みのフルーツと缶詰のシロップを冷やしておきすいかの器に入れます。