給食にも頻繁に使われるおなじみの食材です。身体を作るたんぱく質とエネルギー代謝に必要なビタミンB群の含量が特に多いです。園ではひき肉や薄切り、小間切れ肉を使うことが多いです。
《豚肉の部位》
●ロース
背中の部分で軟らかく、うま味成分が多い。ふちに脂肪が付いていて、トンカツやソテーに向く。
●ヒレ
脂身がほとんどなく、その分たんぱく質やビタミンB1が多い。豚肉の部位の中で一番軟らかい。あっさりしているので、油を使うトンカツなどに向く。
●肩ロース
脂身が全体に混ざっていてコクがある。ソテーや酢豚などに向く。
●肩
肩ロースより硬めで脂身も多い。煮込むと硬いコラーゲンがゼラチン化して軟らかくなるので、シチューなどの煮込み料理や、小間切れにして使うのに向く。
●モモ
脂身が少なくあっさりしていて、ヒレ同様、たんぱく質やピタミンB1が多い。どんな料理にも向く。
●バラ
赤身と脂身が交互になっている。脂身が多いので、その分コクがあり、角煮や炒め物に向く。