お知らせ 2018年9月

旬の食材

2018年 9月 1日 土曜日

■里芋

里芋主成分はでんぷんですが、他の芋類と比較して低カロリーでカリウムを多く含んでいます。独特のぬめりにはガラクタンという炭水化物とタンパク質の結合した粘性物質によるもので、癌や潰瘍の予防に効果があると言われています。その他にもぬめりの成分であるムチンはタンパク質分解酵素を含んでいるため消化、吸収を助けてくれます。粘り成分を洗い流さずに、効能を活かして煮物や汁物などに使用しましょう。

皮をむくときに手が痒くなるのはシュウ酸カルシウムという針状結晶が肌に刺さることが原因です。手に酢水をつける、塩や重曹をつけてから皮をむくと痒くなりにくいといわれています。

 

■チンゲンサイ

アプラナ科アブラナ属のチンゲンサイは中国からやってきた野菜です。スーパーでは1年中見かけますが、味も栄養価も1番良くなるのは9月~冬にかけてです。

ビタミンC、ビタミンEやβ-カロテンを多く含み、カルシウムや鉄分などのミネラルも豊富です。あくが少ないので、下茄でせずにそのまま油で炒めても色鮮やかに仕上がり、歯ごたえも楽しめます。油と一緒に炒める事でビタミンやミネラルの吸収も良くなります。またタンパク質と組み合わせるとβ-カロテンやカルシウムの吸収率も高まるので、肉や大豆製品と調理するのもおすすめです。

茎の幅が広く肉厚で、きれいな淡緑色のもの、また根元にかけて丸みがあり、ツヤがあるものを選びましょう。葉は緑色でみずみずしく、張りのあるものが良品です。

 

■〔旬でおやつ〕お月見カラフル団子(約20個分)

白玉粉・・・200g
絹ごし豆腐・・・200g
砂糖・・・3g
塩・・・少々
(トマトや蒸し南瓜、枝豆を入れて色を付けると可愛いです。)
① 白玉粉に絹ごし豆腐、砂糖、塩を入れて耳たぶくらいに良くこねる。
*トマト・蒸し南瓜.茄で枝豆を加える時は豆腐の量を少し減らしてここで加えます。茄で枝豆を加える時は薄皮を除き、すりつぶして入れると舌触りが滑らかになります。
②①を丸めて沸騰したお湯に入れて、浮いてきてから2分くらい茄でて冷水にとる。
*そのまま食べても美味しいですが、お好みできな粉やあんこをのせて食べても美味しいです。