「産後に再び喫煙」するお母さんが増えています
妊娠中の喫煙は胎内での発育を悪くしたり、流産や死産の確率が上がることが指摘されています。また、乳幼児期にも母親が喫煙すると、喘息、咳などの呼吸器症状や肺の発達の遅れの原因になります。
親が子どものいない所で喫煙していても、子どもの尿中からはコチニンが検出されます。
これは、家具や布製品等の表面にタバコ煙成分が染み付いた場所で揮発、化学変化を起こしより強力な発ガン物質に変化する為で、この現象は残留受動喫煙と呼ばれ、喫煙が更に広く健康被害を及ぼす事がわかってきました。
成人男性の喫煙率は減少し続けていますが、諸外国と比べると、未だ高い状況にあり約1400万人が喫煙していると推定されます。タバコは百害あって一利なし。子どもの健康を守る事は親の大切な役割です。これを機会に周りにいる喫煙者に禁煙を呼び掛けていきましょう。
手足口病 (延べ)64名
通常は夏に多く流行する病気の1つなのですが、昨年度は6月~8月と11月~12月の2回流行し、0歳児・1歳児クラスのほとんどの子が感染し、複数回罹患した子も多くみられました。
インフルエンザ 42名
年始よりポツポツと広がり、2月5日頃をピークに42名が罹患し、3月中旬になってようやく終息しました。内訳は、A型9名、B型28名、型不明5名で、やはり全国的に多く流行したB型が園でも多かつたです。
RSウイルス感染症 10名
通常は冬に多く流行する病気の1つなのですが、昨年度は8月上旬に流行し、1歳児を中心にRSウイルス感染症等の気管支炎や発熱による欠席が相次ぎました。
アデノウイルス感染症 7名
流行性角結膜炎(はやり目) 4名
8月~12月にかけて、ポツポツと流行性角結膜炎(はやり目)やアデノウイルス感染症による発熱等、アデノウイルスが原因となる病気が続きました。
検便検査 4月18日(水)朝10時提出締切
(検査容器一式は12日(木)に配布します)
※詳細は、容器に添付された手紙をご参照下さい。
春の健康診断 4月19日(木)午前11時~
園医の岩崎先生(十条こどもクリニック)による健康診断を上記の通り行います。
健康診断では、発育状態や治療を要する病気に罹っていないか等、一人一人の身体の様子を診ていただきます。園医に相談したい事や気になっている事等がありましたら、事前に担任、または看護師までお知らせ下さい。また、当日欠席予定の方は、事前にご通絡下さい。当日は、健診の進行状況により幼児クラスの午睡時間が短くなる可能性があります。帰宅後は早目に就寝出来るようご協力お願い致します。
※細菌検査や健康診断は、子どもたちの健康を守る為、法律に基づいて実施するものです。ご理解・ご協力お願いします。健康診断と細菌検査の結果につきましては、後日健康カードにてお知らせします。
※お医者さんを見ただけで、怖がる子もいます。ご家庭で、健康診断がある事や健康診断では痛い事はしないので、怖がらなくていい事を話してあげて下さい。
次のような時は連絡をさせていただきます。
●嘔吐した時 ●高熱が出た時(38℃を目安に) ●伝染性の病気が疑われる時 ●怪我をして受診が必要な時 ●普段と様子が違う時 ●その他確認が必要な時
毎朝お子様の様子を観察し、少しでも変化があるようであれば登園時にお伝え下さい。また、緊急時に必ず連絡がつくよう外出や研修等で当日の連絡先が変更になる場合は、必ずお知らせ下さい。
一度体調を崩すといくら薬を飲んでいても、安静にしていなければ、回復に時間がかかってしまいます。無理な登園は控え、体調の悪い時は出来るだけ自宅での療養をお願いします。
少しずつ寒さが和らぎ、梅の花が咲き始めました。梅の別名は春告草。梅が咲き始めると春ももうすぐそこ。春に咲く草花も出番を今か今かと待ち構えています。春の雨は、春雨。元々春小雨と書いたという説もあるように小さな粒が降る雨です。春の雨は甘雨とも言われ、草花や作物に命を与える優しい雨。そう思うと雨も少し嬉しくなりますね。
1年間子ども達が健康に過ごせるよう、保護者の皆様には色々とご協力をいただきありがとうございました。子ども達は、この1年で身体も一回り大きくなり、色々な事が出来るようになりました。ご家庭でも1年間の頑張りをたくさん褒めてあげてください。
来年度も引き続きよろしくお願い致します。