保健だより

風疹が流行しています

2018年 11月 1日 木曜日

首都圏で成人男性を中心に風疹の報告が増加しています。風疹は、風疹ウイルスを原因とし、発熱や発疹、リンパ節の腫れ(特に耳の後ろや後頭部が腫れる事が特徴的です。)を主症状とする感染症です。合併症を伴う事の少ない風疹は、麻疹よりも軽い症状で経過し、数日で治癒する事が殆どですが、妊娠20週頃までの妊婦が風疹ウイルスに感染すると、赤ちゃんが先天性風疹症候群にかかり、心臓や眼、耳などに永久障害を残すような重篤な合併症を発症する危険があります。

今回の流行の中心は、風疹の抗体価の低い人が多い30~40歳代の男性となっています。また、感染源としては、職場が疑われるケースが最も多いとの事でした。この世代は、子どもや妊婦との接触が最も多い世代でもあります。将来悲しい思いのする事のないよう、抗体検査を受けたり、子どもと一緒に予防接種を受けたりするといいですね。

また、体調がすぐれない場合は、必ず保育園にもご連絡をいただきますよう、ご協力をお願い致します。

感染症情報(9月)

2018年 9月 28日 金曜日

手足口病 1名

アデノウイルス感染症 1名

感染性胃腸炎 1名

クループ症候群 2名

RSウイルス感染症 3名

アタマジラミ 3名

 

※9月に入り[高熱⇒解熱後半日程度で再び発熱⇒解熱後激しい咳]という経過をたどる風邪による欠席が小さいクラスを中心に流行しています。一度解熱しても再び発熱する事が多い為、解熱後すぐの登園は控え、1日家でゆっくり過ごせるといいですね。
また、咳が出ている間はマスクを着用しての登園をお願い致します。

 

※アタマジラミは、人の頭だけに寄生するシラミの一種で、体長2~3mmの小さな虫です。頭を寄せて遊んだり、昼寝の時などに髪の毛が接触する事で感染します。
不潔だからといって、アタマジラミに感染するのではなく、誰にでも感染する可能性があり、毎日洗髪していても感染する事があります。
アタマジラミの発生しているクラスでは、感染拡大を防ぐ為、出来るだけ髪の毛が接触する事のないようお団子や三つ編み、編込み等で、髪をまとめてきてくださいますようお願い致します。

検便・尿検査10月17日(水)

2018年 9月 28日 金曜日

10月17日(水)朝10時提出締切

(検査容器一式は11日(木)に配布予定です。)

 

検便は、配布後直ちに採取して下さい。ぎょう虫卵検査は、ありません。

尿検査は、緑組・黄組・桃組が対象です。17日(水)朝一番の尿を採取して下さい。

尿検査は、17日(水)当日のみの回収となりますので、ご注意ください。

※詳細は、容器一式に添付された手紙をご参照下さい。

秋の健康診断10月18日(木)

2018年 9月 28日 金曜日

10月18日(木)11時~

園医の岩崎先生(十条こどもクリニック)による健康診断を上記の通り行います。
健康診断では、発育状態や治療を要する病気に罹っていないか等、一人一人の身体の様子を診ていただきます。園医に相談したい事や気になっている事等がありましたら、事前に担任、または看護師までお知らせ下さい。また、当日欠席予定の方は事前にご連絡下さい。
当日は、健診の進行状況により幼児クラスの午睡時間が短くなる可能性があります。帰宅後は早目に就寝出来るようご協力お願い致します。

 

※細菌検査や健康診断は子ども達の健康を守る為、法律に基づいて実施するものです。ご理解・ご協力お願い致します。健康診断や細菌検査の結果につきましては、後日健康カードにてお知らせします。

 

お医者さんを見ただけで、怖がる子もいます。ご家庭で、健康診断がある事や健康診断では痛い事はしないので、怖がらなくていい事を話してあげて下さい。

 

※乳児医療証の有効期限が『平成30年9月30日』となっておりますので、健康カードが返却されましたら、健康診断及び細菌検査、身体測定の結果をご確認の上、捺印後新しい乳児医療証のコピーを貼付の上、担任まで提出をお願い致します。また、予防接種欄の見直し、追記も合わせて行っていただきますようよろしくお願い致します。

 

関東地方では、成人男性を中心に風疹の報告が増えています。妊娠20週頃までの妊婦が風疹ウイルスに感染すると出生児が先天性風疹症候群(低出生体重、眼球異常、難聴、心奇形、中枢神経障害等の永久障害を残す)を発症する可能性がある為、風疹の抗体価の低い人が多い30~50代男性も予防接種を受けましょう。

感染症情報(8月)

2018年 9月 1日 土曜日

ヘルパンギーナ 8名

手足口病 2名

感染性胃腸炎 1名

伝染性膿痴疹(とびひ) 2名

伝染性紅斑(りんご病) 1名

アタマジラミ 2名

 

※東京都内では、昨年同様早い時期からRSウイルス感染症の報告数が増えています。また、伝染性紅斑(りんご病)の報告数が多い状況が続いています。

 

※関東地方では、成人男性を中心に風疹の報告が増えています。風疹に対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの妊婦が風疹ウイルスに感染すると出生児が先天性風疹症候群(低出生体重、眼球異常、難聴、心奇形、中枢神経障害等の永久障害を残す)を発症する可能性がある為、子どもや妊娠する可能性のある女性だけでなく、風疹の抗体価の低い人が多い30~50代男性も予防接種を受けましょう。