アデノウイルス感染症 2名
流行性角結膜炎(はやり目) 1名
ヘルパンギーナ 1名
マイコプラズマ感染症 1名
アデノウイルスは、咽頭結膜熱(プール熱)や流行性角結膜炎(はやり目)の病気の原因となっているだけでなく、肺炎、胃腸炎、膀胱炎、発疹等様々な症状を引き起こします。
このように色々な症状を引き起こす理由は、アデノウイルスは血清型という分類法で現在のところ51種類に分類することが出来、この51種類がそれぞれに異なった性質を持っているからです。また、アデノウイルスは免疫がつきにくい事でも知られています。
この為、アデノウイルスによって引き起こされる感染症に何回もかかるのです。アデノウイルスには有効な予防法がない為、食前や排泄後の手洗いを心掛けましょう。
◎夏休みの帰省時や遊びに行く時等、ついつい大人に合わせて子ども達まで夜更しになっていませんか? 大人にとつての睡眠と子どもにとつての睡眠では、大切さが違います。子どもの睡眠は、脳や身体の成長に不可欠。子どもが質の良い睡眠を十分な時間とれるように、出来るだけ周りの大人が環境を整えてあげて下さい。
子どもの眠りが充分持てるかは、周りの大人次第です。生活リズムを整え、十分に疲れを取ってから、保育園に登園出来るといいですね。
★ 体暇中にヘルパンギーナや手足口病等にかかった場合も『医師の意見書』が必要となります。『医師の意見書』は、北区の公式ホームページからもダウンロードが可能です。(トップページの右上の『サイト内検索』に『医師の意見書』と入力するとPDF方式で表示されます。) 帰省中や旅行中でお手元にない場合等の際にご利用下さい。
★ お盆期間は、医療機関の休診も増えますので、体調が崩れ始めたら早日に受診するよう心掛けましょう。合わせて、かかりつけ医療機関の診療状況を事前に確認しておきましよう。また、帰省先や旅行先の診療機関や当番医体制についても調べておくと安心ですね。
溶連菌感染症 3名
マイコプラズマ感染症 1名
感染性胃腸炎 1名
※溶連菌感染症は、学童期の小児に多い感染症で、感染症発生動向調査によると、冬季及び春から初夏にかけての2つの報告数のピークが認められています。感染性は急性期にもっとも強く、その後徐々に減弱していきます。突然の発熱と全身倦怠感、咽頭痛によって発症し、しばしば嘔吐を伴います。更には特徴的な苺舌が認められる場合や発熱開始後12~24時間すると点状紅斑様、日焼け様の皮疹が出現する事があります。
※マイコプラズマ感染症は、肺炎マイコプラズマを病原体とする呼吸器感染症です。飛沫感染による経気道感染や接触感染によって伝播すると言われています。特徴的な症状は咳。初期症状発現後3~5日から始まることが多く、乾いた咳が経過に従って徐々に増強し、解熱後も長期にわたって(3~4週間)持続します。
※どちらの病気も登園基準が定められており、登園の際には医師の意見書が必要です。