■急性中耳炎
《どんな病気》
中耳に入り込んだ細菌やウイルスによって急性の炎症が起こり、膿がたまる病気です。カゼをひいたときに、鼻やのどの炎症に続いて起こることが多いです。
《症状は?》
・ズキズキとする激しい耳の痛み
・発熱
・耳だれ
・耳がつまつた感じ など
《注意点は?》
途中で治療をやめると、滲出性中耳炎などに移行することも。最後まできちんと治療するのが大事です。
■滲出性中耳炎
《どんな病気》
鼓膜の奥の中耳腔という部屋に、液体が溜まる病気です。
《症状は?》
聞こえにくくなることが多いです。ただし、軽度だと気づくのが遅れることも。
・テレビのボリュームを上げたがる
・呼びかけても返事をしない
などが見られたら注意が必要です。強い痛みや発熱はあまり見られません。
《注意点は?》
治療が不十分だったり、放置すると入院や手術が必要になることも。長期戦になるケースも多いですが、根気強く通院を続けてください。
○ まずは手洗いが大切です。外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前などにこまめに石けんやアルコール消毒液などで手を洗いましょう。
○ 咳などの症状がある方は、咳やくしゃみを手で押さえると、その手で触ったものにウイルスが付着し、ドアノブなどを介して他の方に病気をうつす可能性がありますので、咳エチケットを行ってください。
○ 持病がある方、ご高齢の方は、できるだけ人混みの多い場所を避けるなど、よリ一層注意してください。
発熱等の風邪の症状が見られるときは、学校を休んでください。
(北区からの通知の一部抜粋)
※玄関にアルコール手指消毒剤を置いていますので、お迎えに来た際にご利用下さい。
水痘(水ぼうそう) 1名
溶連菌感染症 2名
流行性角結膜炎(はやり目) 1名
感染陛胃腸炎 8名
インフルエンザ(A型) 3名
1月半ばより全体的に発熱や嘔吐、下痢症状を訴える子が目立ち始めました。また、単発の感染症の発生が多い1月でしたが、インフルエンザの流行は、まだのようです。
これから、インフルエンザの流行のピークを迎えます。インフルエンザは、風邪などよりもはるかに感染力が高く、解熱後であってもその感染力が続く事から、周囲へ感染を広げない為また本人の病状の回復の為に、他の疾患より長い出席停止期間が定められています。インフルエンザの症状が治まってきた場合でも、出席停止期間中は外出を控え、家の中で過ごしましょう。
節分という事で、子ども達の健康を願って豆まきをするご家庭も多いと思いますが、この時期特有の子どもの事故として豆の誤嚥があります。豆類は気管に入ると膨らむ上他の異物と違って粘膜に炎症を起こして浮腫を引き起こす上、咳をしても外に出にくいという特徴がある為、非常に窒息しやすい食べ物の1つと言われています。
健康を願う豆まきのはずが、誤って食べてしまうと大惨事になりかねません。少なくとも3歳以下の子どもには豆類を与えないようにしましょう。小さい子のいるご家庭では、大豆ではなく落花生にする、小さな袋に入ったまま投げる、等拾い食いを防ぐ工夫をするといいですね。また、うちはもう大きくなったから大丈夫と過信せず、詰め込まないよう注意し、しっかり噛むように声を掛けながら、大人の目の届く所で食べさせるようにしましょう。