水痘(水ぼうそう) 1名
溶連菌感染症 2名
流行性角結膜炎(はやり目) 1名
感染陛胃腸炎 8名
インフルエンザ(A型) 3名
1月半ばより全体的に発熱や嘔吐、下痢症状を訴える子が目立ち始めました。また、単発の感染症の発生が多い1月でしたが、インフルエンザの流行は、まだのようです。
これから、インフルエンザの流行のピークを迎えます。インフルエンザは、風邪などよりもはるかに感染力が高く、解熱後であってもその感染力が続く事から、周囲へ感染を広げない為また本人の病状の回復の為に、他の疾患より長い出席停止期間が定められています。インフルエンザの症状が治まってきた場合でも、出席停止期間中は外出を控え、家の中で過ごしましょう。
節分という事で、子ども達の健康を願って豆まきをするご家庭も多いと思いますが、この時期特有の子どもの事故として豆の誤嚥があります。豆類は気管に入ると膨らむ上他の異物と違って粘膜に炎症を起こして浮腫を引き起こす上、咳をしても外に出にくいという特徴がある為、非常に窒息しやすい食べ物の1つと言われています。
健康を願う豆まきのはずが、誤って食べてしまうと大惨事になりかねません。少なくとも3歳以下の子どもには豆類を与えないようにしましょう。小さい子のいるご家庭では、大豆ではなく落花生にする、小さな袋に入ったまま投げる、等拾い食いを防ぐ工夫をするといいですね。また、うちはもう大きくなったから大丈夫と過信せず、詰め込まないよう注意し、しっかり噛むように声を掛けながら、大人の目の届く所で食べさせるようにしましょう。
感染陛胃腸炎 4名
☆12月20日頃からポツポツと嘔吐症状を訴える子が出ました。例年に比べ大きな流行にはなりませんでしたが、近隣では報告数が増えています。症状が出ていなくても、便には菌が排出されている事があります。症状の有無に関わらず、外出後や排泄後、食前の手洗いを心掛けてください。
1月はお正月で街が華やぐ一方、インフルエンザの流行が本格化するなど健康に注意したい時期です。1月6日は『小寒』で、この日から寒さが本格的になるという日。そして、1月20日は『大寒』で、1年で一番寒い日。暦の上でも本格的に「寒」に入ります。年末年始で乱れた生活リズムを切り替えて、寒さに負けない身体を作りましょう。
■こまめな手洗い
石けんを使つてウイルスを洗い流しましょう
■マスクを着用
鼻やのどが潤って、感染の予防に。くしゃみやせきでウイルスが飛び散るのも防ぎます。
■規則正しい生活
十分な睡眠、規則正しい生活、バランスの取れた食事で免疫力がアップします。
■人混みを避ける
人がたくさんいると感染の確率が高くなります。
■部屋の加湿
空気が乾燥するとウイルスに感染しやすいため、湿度は50~60%に。
■部屋の換気
窓を開けてウイルスを追い出しましょう。