保健だより

6月4日~10日は歯と口の健康週間

2019年 6月 1日 土曜日

普段当たり前で気づきにくい歯の存在を、親子で見直すきっかけに出来るといいですね。

毛先の開いてしまった歯ブラシで磨いた時の歯垢の除去率は、新しい歯ブラシを使用した時の約6割程度しかないという研究結果があるそうです。歯ブラシを後ろから見て毛先がはみ出していたら交換のサイン。約lヶ月が目安ですが、それよりも早く開いてしまうようであれば、力の入れ過ぎが原因かも。鉛筆の持ち方で、毛先が広がらない位の力で磨くといいですね。

 

《みがいた後の歯ブラシケア》
(1) 10秒以上水洗い
歯ブラシの毛の根元についた汚れまで、流水できれいに洗い流しましよう。
(2)しっかり乾燥
水を切ってから、風通しの良い場所で歯ブラシを乾燥させましょう。ジメジメ濡れたままでは雑菌が増えてしまいます。
(3)保管は他の歯ブラシと離して
むし歯菌は人から人へうつるもの。家族と同じ場所に歯ブラシを保管している場合は、歯ブラシの毛先同士が触れないように離して保管しましよう。

感染症情報(4月)

2019年 4月 26日 金曜日

感染性胃腸炎 3名

 

溶連菌感染症 6名

 

※溶連菌感染症は、38度以上の発熱とのどの痛みによって発症します。抗菌薬服用後24時間以上経過し、元気になったら登園が可能となります。

 

水痘(水ぼうそう 3名

 

※水痘(水ぼうそう)は、水痘・帯状疱疹ウイルスに初めて感染した時に、全身に特徴的な発疹が出る急性のウイルス感染症です。感染力が極めて強く、予防接種でしか感染を防ぐ事は出来ません。しかし、1回の接種では、接種後に水痘に罹患する割合が6~12%に及ぶ為、必ず2回接種する必要があります。1歳になったら、忘れずに受けるようにしましょう。

 

GW中に水痘(水ぼうそう)や感染性胃腸炎等にかかった場合も『医師の意見書』が必要となります。『医師の意見書』は、北区の公式ホームページからもダウンロードが可能です。(トップページの右上の『サイト内検索』に『医師の意見書』と入力するとPDF方式で表示されます。)帰省中や旅行中でお手元にない場合等の際にご利用下さい。

蚊の季節が始まります

2019年 4月 26日 金曜日

蚊に刺されるとなんで痒い??

 

蚊に刺された時の痒みは、吸血の際に蚊の唾液に抗凝血作用物質(血が凝固する事を防止する為の物質)が含まれており、この唾液によってアレルギー反応を起こす為です。掻くとその唾液が広がり、痒い範囲が広がってしまいます。大人はすぐに症状が出て、数時間で軽快する事が多いですが、子どもは1~2日後に症状が出て、なかなか治らないケースも。痒みが長引き、掻き壊してしまうと、とびひの原因になる事もあります。

 

子どもは蚊に刺されやすい??

 

蚊は、体温や身体が発する二酸化炭素を感知して人に近付き、血を吸います。

体温が高く、活発な子どもは二酸化炭素を多く出すので、その分蚊に刺されやすいのです。

 

蚊に刺されたら・・・

 

すぐに冷たい濡れタオルや保冷剤で冷やすと、痒みが和らぎます。刺された部分が大きく腫れてしまうお子さんもいます。掻き壊すと細菌に感染してとびひになってしまう事もあるので、虫刺され用の薬を塗るなど、刺された後のケアはしっかりしてあげるといいですね。軽症であれば市販のかゆみ止め外用薬でもよいですが、赤みやかゆみが強い場合はステロイド外用薬が必要です。症状が強い場合は抗ヒスタミン薬やステロイド薬が必要になるので、皮膚科を受診するといいですね

 

蚊に刺されない為に・・・

 

・長袖。長ズボンを着用し、出来るだけ肌を露出しないようにしましょう。

・少しだけ露出する部分(足首等)にも、忘れずに虫除けスプレーをしましょう。

・携帯用の虫除け用品も上手に併用しましょう。

・汗をかいていると蚊が寄ってくるので、小まめに拭きましょう。

細菌検査及び健康診断

2019年 4月 26日 金曜日

細菌検査及び健康診断へのご協力ありがとうございました。

結果は、健康カードにてお知らせしています。身体測定の結果と合わせて、ご確認、捺印の上、担任まで返却をお願い致します。

また、健康カードがお手元に返却されましたら、予防接種欄の見直しを行い、新たに受けているものがありましたら、ご記入をお願い致します。

感染症情報(昨年度)

2019年 3月 31日 日曜日

ヘルパンギーナ 14名

 

※昨年度は、手足口病は数名の罹患に留まり、代わりにヘルパンギーナが小流行した夏となりました。東京都の統計でも同様の結果となりました。

 

インフルエンザ(A 51名

 

※全国的に大流行し、全国統計では過去20年間で最高の罹患者数となりましたが、園では例年と同じ規模の流行でとどまりました。ただ、11月にも流行した事、シーズン中に2回罹患した子が数名いた事、保護者の罹患報告が多かった事が、例年とは異なっていました。

 

感染性胃腸炎 24名

 

※12月~2月にかけて全学年に渡って、数名ずつ途切れる事なく感染の報告が続きました。嘔吐が続く子、下痢が続く子、症状は様々でしたが、比較的症状の重い子が目立ちました。

 

伝染性紅斑(りんご病) 25名

 

※都内に流行警報が出され、2015年以来の大流行となりました。園でも10月~12月にかけて幼児クラスを中心に途切れなく流行が続きました。