保健だより

インフルエンザの流行期に入りました!!

2019年 1月 31日 木曜日

インフルエンザは、風邪などよりもはるかに感染力が高く、解熱後であってもその感染力が続く事から、周囲へ感染を広げない為、また本人の病状の回復の為に、他の疾患より長い出席停止期間が定められています。インフルエンザの症状が治まってきた場合でも、出席停止期間中は外出を控え、家の中で過ごしましょう

感染症情報(12月)

2019年 1月 4日 金曜日

伝染性紅斑(りんご病) 7名

 

☆昨年4月頃から罹患者が例年より多い状況が続いていましたが、11月末から報告数が急増し、流行警報が出されました。伝染性紅斑(りんご病)は、頬に発疹が出現する1週間~10日程前に、前駆症状として感冒様症状がみられる事があります。この時期に最も感染力が強くなり、飛沫または接触感染にて感染が広がります。特徴的な頬の赤みを呈した時点では、感染性は失われています。妊娠中に伝染性紅斑に罹患した場合に、胎児水腫や流産等、胎児に影響が及ぶ事がある為、注意が必要です。

 

感染性胃腸炎 6名

 

☆園内では、例年より遅めで、且つ小規模な流行で落ち着きましたが、市中ではまだまだ多い状況が続いています。また、胃腸炎を引き起こすウイルスは、症状が治まってからもlヶ月程度は便から排出されますので、帰宅時や食事前、 トイレの後は石鹸でしっかり手を洗いましょう

良い夢を見るには、良い睡眠から

2019年 1月 4日 金曜日

初夢は、元日~2日の夜に見る夢の事とも、2日~3日の夜に見る夢の事とも、言われていますが、縁起が良いと言われる初夢はどちらの説でも『一富士、二鷹、三茄子』

 

では、何故そう言われるのでしょう?『富士』は、富士山の事で、高くて美しい山、山のように末広がりのものが出てくる夢。高い目標や理想を表し、立身出世を表します。『鷹』は、鳥のように大空を舞うものが出てくる夢。可能性の広がりや自由な行動力を表し、開運や夢の実現につながります。『茄子』は、果実、野菜等実る物が出てくる夢。事を「成す」に通じ、蓄財や子孫繁栄を表します。いずれも縁起が良く、めでたい事から「初夢にふさわしい夢ベスト3」として江戸時代から言い伝えられているそうです。

 

皆さんは、どんな初夢を見ましたか?良い夢を見るには、良い睡眠からお風呂や飲み物で身体を温めたり、TVやDVDをやめて親子で絵本を読んだり、布団に入ってから一日の出来事を色々お話するのもいいですね

なんの数字かな?

2019年 1月 4日 金曜日

インフルエンザに関係のある数字です!


38℃をこえる熱が急に出たら、カゼではなく、インフルエンザかもしれません。


空気が乾燥すると、鼻やのどの、インフルエンザウイルスを追い出す力が弱くなります。湿度は50~60%に保ちましよう。

 


熱が出てから48時間以内に、抗インフルエンザウイルス薬を飲むと、発熱期間が1~2日短くなります。鼻やのどから出るウイルスも少なくなります。


インフルエンザウイルスは直径10,000分のlmmで、とげのあるイガグリみたいな形をしています。


インフルエンザの流行する期間です。特にしつかり予防しましよう。


インフルエンザがうつるのは熱が出る前日と当日、そしてその3~5日後まで。くしゃみやせきの中のウイルスでうつります。熱が下がるとウイルスの数も減っていきます。


せきやくしゃみと一緒に出たインフルエンザウイルスは、つばの重さで1~2mしか飛べません。けれど乾燥した部屋でつばの水分がなくなると、ウイルスは軽くなり、空気中に浮かんで遠くまで行くことができます。


部屋が乾燥していると、インフルエンザウイルスは1日たつてもまだまだ生きのびています。湿度を約50%にすると、6~8時間後にほとんどいなくなります。


 

これからインフルエンザの流行期に入ります。感染拡大予防の為、園児だけでなくご家族の方が発熱した場合にも必ず職員までお知らせ下さい。また、学級閉鎖や学年閉鎖になったクラスや学年に在籍している児童を連れての送迎はお控え下さい

ご理解・ご協力、よろしくお願い致します。

感染症情報(11月)

2018年 12月 1日 土曜日

インフルエンザ 14名

伝染性紅斑(りんご病) 8名

マイコプラズマ感染症 1名

 

☆今シーズンはインフルエンザの流行が早く、11月中旬より始まり、全てA型となっています。例年であれば、1月下旬~2月上旬頃に流行のピークを迎える為、今後の流行状況に注意すると共に、発熱などの症状が見られる場合は、早目の休養・受診をお願いします。

 

☆伝染性紅斑(りんご病)が流行しており、現在都内には流行警報が出されている状況です。名前の由来ともなっている両頬の発赤が主な症状ですが、この症状が現れた時には、既に感染力はなく、症状の出る前に最も感染力が強くなる為、気付かないうちに感染が拡大していきます。特に、妊婦が感染すると胎児に感染し、胎児水腫をきたす恐れがある為、注意が必要です。

 

これから感染性胃腸炎の流行のピークを迎えます。帰宅時や食事前、トイレの後は石鹸でしっかり手を洗いましょう。また、食欲がない、なんとなく元気がないといった体調の変化がある場合は、登園時に必ず職員にお伝え下さい。

 

☆吐く息が白く見える程寒くなってきましたが、子どもたちは寒さに負けず、活発に動き回り、元気に遊んでいます。じっとしていると、とても寒く感じるのですが、身体を動かして遊ぶ子どもたちは汗ビッショリになっている事も…。汗をかいたままにしていると、急に身体が冷えて、風邪の原因にもなります。寒い時期ですが、厚着を避け、室温に合わせて衣類を脱ぎ着すると共に、汗をかいたらこまめに身体を拭いたり、着替えさせたりするなど、汗の始末もしっかりしましょう。